矢三郎のブログ

日常の記録と勉強の記録を交互に書いていきます!

ドローンを用いたCanSatの投下方法について

ドローンを用いたCanSatの投下実験が現在主流になりつつあります。

ここ2,3年で一気に普及していますね。

 

今回はドローンを用いてCanSatの投下実験を行う際の事前手続き等について書きたいと思います。

 

まず、ドローンを野外で飛ばす際には注意が必要です。以下の3つのことに注意してください。

①人口集中区域(DID)の範囲内に入っていないこと

②高度150m以下で運用すること

③空港の近くで飛ばさないこと

 

これらの3つの条件は航空法で定められています。人口集中区域はDJIのホームページで見ることができます。

www.dji.com

 

①〜③のどれにも該当しない地域では自由にドローンを飛ばすことができます。例えば人通りの少ない道路に面した大きな公園や、海浜公園などです。

①〜③の場所は”絶対飛ばしてはいけない”というわけではなく、管轄している航空局などに事前に書類を提出すれば飛ばすことが可能です。

 

また、ドローンを飛行させる主目的は空撮です。CanSatを投下させる行為は国で定められている”物件投下”というものに該当するため、事前に航空局などに書類を提出する必要があります。

 

私は今回の実験時の申請にドローン情報基盤システムというものを利用させていただきました。

これは今まで紙で行なっていたドローンの飛行許可申請をインターネット経由で申請できるようにしたものです。無料で申請をすることができるのでお勧めです。以下にリンクを示します。

www.dips.mlit.go.jp

 

このシステムは便利なのですが、私の提出した場所(東京航空局)では、1週間に1回審査があり、何回か再提出を求められてしまったために、3週間ほど時間がかかってしまいました。

 

次回以降の記事で実際にどのような情報を書くと申請が通り易いのか、その情報について書いていきます。