特大産業用ドローン Matrice 600 Pro 紹介
こんにちは、矢三郎です.
今回は特大産業用ドローン、Matrice 600 proの紹介をします.
うちではCanSatの投下(物件投下用),空撮用に使用しています.
現在,ドローン市場ではPhantom,Mavicなどの小型ドローンが主流ですが,今回紹介するドローンは6枚翼がある大型なものになります.
こちらのドローン,一式揃えると消費税込みで60万円近くする高級品です.
空撮用のカメラを追加購入すると70万円ぐらいします.
そのお値段のせいか,製品レビューが少ないです.
あまりにもレビューが少なかったのでこのブログで製品の紹介をしていきますね.
**性能**
サイズは1m立方(一人暮らしの冷蔵庫ぐらいの大きさぐらい)です.
重さが10kgぐらいあります.一人で持ち運ぶにはかなりきついです.
私は20分ぐらい運んで筋肉痛になりました.
バッテリー容量は27000mAhです(参考:iphone X は約2700mAh)
かなり大容量ですが,一回の充電で30分強しか使えません.
防水,防塵性能搭載です.雨の日に飛行させることができますし,砂漠,海岸の砂丘などの場所でも飛行させることができます.
**使用した感想**
自動離陸機能,自動着陸機能が搭載されています.強風にも耐えて動いてくれるし,雨が降っててもへっちゃらです.かなり厳しい環境下でも安定して動いてくれます.
飛行時にもコントローラーにGPS座標,高度,温度,バッテリー残量を知らせてくれるのでとても便利です.
ファームウェアのアップデートが頻度が多いです.パソコンを使ってUSBケーブル接続をしてアップデートする必要があるため,アップデートがあるたびにドローンが飛ばせなくなります.思い立った時に飛ばすといったことはできません.安全性を担保するためなのでしょうがないですね.
コストパフォーマンスはかなり高めです.これより上のモデルになると200万円,300万円になってしまいます.空撮用としては少し高いですが,学術調査,実験,防災,測量などの用途には出せる値段だと思います.
以上がドローンの紹介になります.このドローンはCanSat投下に使用しているドローンです.CanSat投下について記事を書いていますので,良かったぜひ読んでみてください.